頬​に​月​を​宿​し​て

by 響現

/
1.
今日また終わる 日が暮れる 丸い月と太陽が かわりばんこに廻りだす また明日には 雲の上で見つめ合い うつりゆく空の色
2.
このまま... 頬に月を宿して まだ見たこともない 景色で 頬に月を宿して 明日が来るまで このまま... どこかに 見えるものがあるなら 今なら 届きそうな気がする どこかに 見えるものがあるなら 今なら 届きそうな気がする 昨日と 明日と 夜明けと 日暮れと 夜明けと 日暮れと 昨日と 明日と  昨日と 明日と 夜明けと 日暮れと 夜明けと 日暮れと 昨日と 明日と  夜明けと 日暮れと 昨日と 明日と  夜明けと 日暮れと 昨日と 明日と  夜明けと 日暮れと 昨日と 明日と  夜明けと 日暮れと 昨日と 明日と  頬に月を宿して まだ見たこともない 景色で 頬に月を宿して 明日が来るまで このまま... 頬に月を宿して まだ見たこともない 景色で 頬に月を宿して 明日が来るまで このまま... 夜明けと 日暮れと 昨日と 明日と  夜明けと 日暮れと 昨日と 明日と  夜明けと 日暮れと 昨日と 明日と  夜明けと 日暮れと 昨日と 明日と 
3.
景色に交わる蜃気楼(にゅうどうぐもを) 白い空と二人の逃避行(にゅうどうぐもを) 景色に交わる蜃気楼(にゅうどうぐもを) 白い空と二人の逃避行(にゅうどうぐもを) 遠くから響いてく音が 流れてた雲を同期する 見つめ合う先を辿ったならば 一緒に鳴らしあってすごして 季節外れの風鈴と 白い景色の町並みと 指でなぞった先の月と ずっと ずっと 季節外れの風鈴と 白い景色の町並みと 指でなぞった先の月と ずっと ずっと 風鈴の音鳴らして リンリンと音鳴らして 風鈴の音鳴らして リンリンと音鳴らして 風鈴の音鳴らして リンリンと音鳴らして 風鈴の音鳴らして リンリンと音鳴らして 景色に交わる蜃気楼(にゅうどうぐもを) 白い空と二人の逃避行(にゅうどうぐもを) 景色に交わる蜃気楼(にゅうどうぐもを) 白い空と二人の逃避行(にゅうどうぐもを) (にゅうどうぐもを...) (にゅうどうぐもを...) (にゅうどうぐもを...) (にゅうどうぐもを...)
4.
た も て と を たって どこに×4 て は で も を どこにいたって×8 た も て と を たって どこに×4 た も て と を たって どこにいたって!
5.
降り積もる想いが一つ 手に取ってずっと一緒と... かわり無い 日終わりの 帰り途中に寄り道する 似たようで少し違う どこに出るか見てみたいから このままどこまで歩く 折れそうな枝のようなこころ 降り積もる想いが一つ 手に取ってずっと一緒と こころに溶けてゆく昨日 今日振り返って終わっていって 揺れ動く標識をずらす 見慣れた道をたどって帰る このままどこまで歩く 折れそうな枝のようなこころ 降り積もる想いが一つ 手に取ってずっと一緒と こころに溶けてゆく昨日 今日振り返って終わっていって 揺れ動く標識をずらす 見慣れた道をたどって帰る
6.

about

─作家による作品コンセプト─

「にゅうどうぐもの上で歌う少女、入道石蘭。遠くに浮かぶ雲の向こうへ風鈴の音を鳴らした時、空を伝う彼女の歌声が聞こえてくる…」その歌を残すため制作しました。
彼女には探している人がいる、その人を探すため、そしてその歌声を残すために今回EPという形で作品を残しました。ですが彼女にはまだわからないことも多く私としてもまだ表現しきれない部分が多くあります、ただ一つ言えることはこれからも彼女は歌い続け、私はその願いと記録を残すために現代に響く音を作る”響現”として行動していくことになります。
(去年発表されたコンピレーション「Siren for Charlotte - Xtalline : 001」にて参加した際に収録された「響現 - にゅうどうぐも(feat.π)」の歌詞は私が初めて彼女の歌を聴いたときの曲です。)

─作家とレーベルによるコメント─

「遠泳音楽、彼岸や天上世界、遠く離れたここではないどこかの心象風景と、ここではないどこかへの眼差しを強く感じる音楽。」その想いを表現するために今まで自分が聞いてきた音楽、見てきた景色、肌に感じる意識、時間の流れなどの経験を集めて今回EPとして形にしました。まだ表現しきれない部分も多く、つたない音もあるかと思いますが今の私にできることを表現しました、聞いてもらえればきっと入道さんも微笑んでくれると思います。

──響現

Siren for Charlotteから響現さんのEP、『頬に月を宿して』をリリースします。

入道雲の向こう側から響き渡る、正体不明の"とある猫"の歌声。そしてそれを記録する"響現"という媒介。
その歌は現実の我々に届けられ、新しい幻の景として輝くだろう。

バレアリスへの憧憬を感じる光り輝く楽曲は、優れて新しいノスタルジアを纏いながら、遠泳音楽以降のシンセ・ポップとして提示される。
ナラティヴを伴いながら、毒のない感性で臨界を記録しつつ、不在の"君”の現出を目指して。

作家による高い達成をお聴き下さい。

Siren for Charlotte will release an EP, "hoo ni tsuki wo yadoshite(頬に月を宿して)".

The voice of an unidentified " a certain cat" echoes over from beyond the iridocumulus clouds. And "Kyogen(響現)" is the medium that records it.
The song will be sent to us in reality, and will shine as a new phantom scene.

The luminous music, admiring Balearic music, is presented as synth-pop after Angelic Post-Shoegaze, with a new nostalgia.
The album is a critical document with a narrative and a non-poisonous sensibility, trying to reveal the "you" that is absent.

Please listen to the high achievement by the artist.

──Siren for Charlotte

credits

released March 30, 2024

Music, Lyrics, Mix, Design by 響現
Artwork by エガキゴウ, 響現
Guest Vocal by rea_chan,π
VOICEBOX : ずんだもん

Catalogue Number : SIREN : 0006

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all rights reserved

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about

Siren for Charlotte Japan

遠泳音楽 (=Angelic Post-Shoegaze) Label.

Since 2023/02/03.

Label logo & header by cosgaso.

Owned and run by
Tsunaki Kadowaki
(@telepath_yukari )
aro (@umbermoon_ )

We gaze at distant scapes, dreaming of beings we can't touch, and let our beautiful fantasies take flight.
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